Aura...?

早速、時間を見つけて戻ってまいりました。が、あまり早速、
という訳でもないですね……。意外に、雑用が多くありました(笑)。
皆さんはいかがお過ごしですか?


相変わらず、暑さが続き、相変わらず、政治は混乱を極めたまま。
相変わらず、ニュースを見ると、胃が痛く悲しくなる状況で、
色々と考えずにはいられない日々ですが、
今回は、ひたすらV6の事だけを書くのです。



早速、前回触れましたV6の面々のオーラについて……。
ええとですね、昨年の夏ごろ、あるTV番組で語られていた、
それぞれのオーラの色は、以下のようだったと思います:



  坂本さん  緑
  長野さん  青と銀
  井ノ原さん 黄色


  森田さん  ピンク
  三宅さん  赤
  岡田さん  紫と金



で、当時、これらの色を、Stewart Pearce 著「The Alchemy of Voice」
という本の内容と照らし合わせ、成程納得、と思ったのですね。
それを、新たに見直して綴ろうと、今、力強く考えています。


ところで、オーラの色は日々変わるそうです。
1年前の色というあまり役には立たない情報をもとに、
ごくごく無駄に、V6を再考察するわけですが、いいのです。
マニアックに楽しいのです。癒されるのです。
と言う訳で、今回も、ぜひ軽く読み流して下さいね(笑)。




さて、ヨガをされる方はご存じかと思いますが、人間の身体には
エネルギーの集まる「Chakrasチャクラ」という場所が7か所あるそうで
それがオーラの色と密接に係わっている、らしいのですね。
という事を前置きとしまして、まずは、リーダー坂本さんから。




緑という色は、The Heart Chakra=胸 から湧き出る色だそうです。
で、象徴するものは、「love and compassion」。
「compassion」は、人を深く気遣う心、自分の事のように他者を
思いやる心のこと、「love」は、ここでは広く深い愛情のことですね。
故に、緑のオーラを放つのは、バランスと調和がとれた人物で、
穏やかで優しい波動が伝わってくる存在、らしいですね。


ただし、濃い緑が出ている場合は、少々鬱っぽくなっていたり、
感情のバランスがおかしくなっていたり、嫉妬、嫉み、貪欲さを
現していることもあるようです。


「胸」というのは、生物的欲望が、自分や周囲への純粋な愛情に
昇華される場で、そこから生みだされる愛情には、ネガティブな感情を、
共感や自己抑制へと変える力があるという事です。
人間的な感性の原点となる部分で、「心」の奇跡とでもいう力を、
最も強く感じられるところ、なのだそうです。


で、最もバランスが良いのが、胸の辺りから自然に響く声なのですね。
確かにリーダー坂本さんの声も、聞いていて、心地よい、安心する声です。


ちなみに、責任感が強すぎるが故に、がちがちの
「control freak=支配・管理狂い」となっている男性が、
他者を信頼することで、肩の力を抜くと、この Heart Chakra
開かれ、調子がよくなる、というようなくだりを読んだ時には、
思わず、なるほど、と膝を叩いてしまいました。




次に、長野さんの、「青」。青系の色には、Blue青とIndigo藍の二種類
あるそうで、そのどちらの色かまでは明確になりませんでしたが、
どちらでも成程、という感じがします。


青は、The Throat Chakra=喉から湧き起こる色。表現や、伝達、
洞察・直感・知識と繋がりがあるそうで、明るい青ですと、穏やかで、
何かを養い育てている状態、濃い青になりますと、疑り深くなって
いたり、独占欲が強くなっていたりする状態であることが多いそうです。


藍は、The Forehead Chakra=額(よく第三の目があると言われる
辺りですね)から放たれる色で、高い精神性を示しているそうです。
自制心が強く、鍛錬を欠かさないような人に多い色。想像力があり、
正直で賢く、自己を抑制できるタイプで、故に、献身的な性質を
示しているらしいです。が、色が濃い場合は、心理的に機能不全に
陥っていて、横柄で侮蔑的な態度を取ることもある、と。


「喉」と言うのは、コミュニケーションの中枢で、現実を受け入れる基盤。
感情を解放したり抑制したりする、表現の要となる場所だそうです。
「額」は、智慧や真実を現実に繋げる部分。因果関係を見極める力や、
霊的なものと世俗を結びつける能力も、ここから生まれるという事です。


ちなみに、優しく諭したり、伝えたり、あやしたりといった、「聴かせる」
声は「喉」に、教えたり、説明したりする時の「聴かせる」声は、
「眉間(額)」に響かせると良い、などと言われることがあります。


それから銀はですね、知識と認識を繋げる色だそうです。
創造しようとする集団の化学反応が生み出す色、とも言われ、これは、
6人の集合体から生み出された色、だったのかもしれませんね。
長野さんの上に現れていたということは、6人を精神的に
繋いでいる人、なのかもしれません。又、満ち足りた状態や、
慈しみ育てる状態にある人(人々)の上に出る色ともいわれるそう。




井ノ原さんの、黄色というのは、The Navel Chakraいわゆる「腹」
から発せられ、物事を、ごく客観的に分析できる能力がある人に
現れる色だそうです。明るい黄ですと、考え、言葉、行動が明確で
無駄が無い人、逆に暗い黄ですと、恐怖や怒りを覚えているか、
臆病、もしくは懐疑的になっている状態の人、という事です。


このThe Navel Chakraは武道などで「丹田」と呼ばれる位置で、
物事を掴みとったり、失ったりする「意志の力=willpower」の源。
この意志を、こと、感情や感情表現に係わる「エゴ」と兼ね合わせ
どうコントロールするかは、この部分が司る能力なのだそうです。


世間で好かれているか否か、を気にする思いも、ここから生まれ、
生きることを刺激的と見るか恐れとみるかは、この思いの
扱い方次第。人生「乗るか反るか」を決めるのは「腹」という事ですね。


自らのエゴをコントロールし上手く「腹」の力を発展させていくと、
人々への感謝や敬意へと繋がり、生き易くなると言われます。
ちなみに、家庭からの抑圧や、仕事での行き詰まりによって、個人の
エゴ=意志が抑え込まれ、先へと進んでいく力を失うと、胃にくるそうです。
ストレスは胃にくると言われる所以かもしれませんね。


また、黄色は楽観主義を示す色でもあるそう。
そして、腹から出る声は、力強い声の代名詞です。




続いて、森田さんの、ピンク。この色は、7基本色(赤、オレンジ、
黄色、緑、青、藍、紫)の他にある7補色の一つ、ということです。
(ピンク、ターコイズ、茶、灰、黒、金、銀)
白と赤のまじりあった色ですので、後述する三宅さんの赤の要素と
併せて読んでみて下さいね。


ところで、この本には、白に関する記述がありませんでしたので、
別の文献(?)で簡単に調べてみました。想像はつくかと思いますが、
汚れのない新しい状態を示す色で、純粋さが現れているそうです。


他の色を反映させる無垢な状態で、肉体から離れた、空気のような
精神性を示す色だそう。これが、肉体的・本能的な赤と混じり合うのですから、
成程、と思ってしまうのが、ピンクの持つ質。


ピンクを発する人物からは「much loving energy 強い愛情」が
溢れんばかりに湧き出しているそうなのですね。ピンクの色が濃い
場合は、過剰に控えめだったり、シャイだったりすることもあるよう
ですが、明るいピンクは、芸術的で、想いやりがあり、緑の人とも
似た、バランスが良い状態を示す、という事です。
原始的・感覚的な力(赤)が、まっさらな精神性と結びつき、
深く純粋な愛情となる、ようですね。


あの声に、こと女性が、うっとりと心を奪われるのは、溢れんばかりの
愛情が詰め込まれているから、なのかもしれませんね。




三宅さん(と一部森田さん)の赤。これは、The Base Chakra=
全ての基盤・土台となる部分から生み出される色で、
pelvic area=生殖器官と係わりがあるそうなのですね。
生命力や野望、性的な力を象徴するそう。


強い赤の光を放っている人は、とてもsensualだそうです。
「sensual」という言葉は、よく官能的と訳されますが、というよりも、
ごく率直で原始的な性的要素を含めて、感覚的に敏感という意味かと
思います。肌や身体(五感)で感じるもの、に鋭いわけですね。
逆に、くすんでいたり、濃い赤の場合は、怒り、暴力、自己憐憫
無慈悲となっている状態、ということです。


このBase Chakraというのは、生き抜く為に必要な能力や、
原始的な力と繋がっていて、全ての力の源となるところだそうです。
(人は、ここのバランスが崩れると、名声を追い求めたり、
無駄使いをしたり、といった状態に陥るらしいのですね。
生き抜く時に生じる「恐れ」を解消しようとするためで、
これには、単純に「足るを知る」ことが良いのだそうです。)


さらに、日常的な何かを、神聖なものへと高めていく上昇の力が
生まれる場所でもあるそうです。創造の力というのは、
原始的な必要性や恐れから生みだされる、のですね。


原始的な感覚で生きる人々は、自由人などと言われがちですが、
無意味に「感情」に流されにくく、異常な状況下で
ごく正常な精神状態を保ち続けられる人々、と思います。
ので、とても貴重な大切な存在。


どんな質のどんな声でも、この pelvic area と繋がっていないと、
真実味のない、浮ついた声になってしまいます。あの独特の声が
しっかり魅力に満ちているのは、まさにその逆という事なのでしょうか。




最後、岡田さんの紫は、The Crown Chakra=頭から発される色だそう。
明るい紫は、かなり精神性が高く、神秘的な状態にある人から
発せられる色らしいですね。宗教的指導者や高僧に多い色。
この部分から発される力は、瞑想やリラクゼーションの基、そして、
インスピレーションの源となるのだそうです。逆に濃い紫は、妄想、
不誠実、偏狭、不寛容などを示唆する色。


The Crown Chakraは脳と結びついていて、純粋な智慧の出入り口や、
魂の居所などと言われるそう。聖なるものと一体化していて、
人間社会での、至高聖所・崇高な目的を象徴する場所らしいですね。
よく、高名な予見者などの頭の後ろに光輪が描かれますね。あれは、
ここから発する光を表現しているそうです。


この部分の力の発達によって、真理に目覚めた人々というのは、
聖と俗の別がない存在の象徴となるらしい。いわゆるお告げを
受けた人や、啓蒙された人、解脱をした人、悟りを開いた人ですね。


もう一つの色、金も又、高い精神性を示す色で、やはり精神的な指導者や、
真理を扱う教師に多いそう。融合と奉仕を暗示する波動を含む、
とても特別な色だそうです。


そういえば、岡田さんは、PVの中でも、「演者」とは異なるタイミングで、
自由にオンとオフの切り替えを行っているように見える時があります。
もともと、舞台芸術というものは、神事の一環だったと捉えると、
まさに適所にいるのだと、個人的には思ってしまいますけれど。
……余談ですね(苦笑)。




と、長々と書いてしまいましたが、いかがでしょう?それぞれに、
成程!という部分がありませんでしょうか?


カテゴリー分けをしますと、坂本さん森田さんは愛情・心。
長野さん岡田さんは、理性・精神性。井ノ原さん三宅さんは本能・意志、
ということになりますね。しかも、年上・年下組に分かれても、
その基本構造は変わらないのですね。
3人・3人でも6人でも、やけにバランスが良い訳です。


というわけで、去年の今頃のオーラという無意味なデータをもとに、
ごく勝手に独断的に、以下の結論を導き出しました(笑)。



三宅さんの辺りから突き上げるように生まれてくる力に、
岡田さんを通して降ってくるインスピレーションが加わり、
井ノ原さんが意志を、長野さんが意味を与え、リーダーが心を、
森田さんが愛を入れて作品が出来上がることが、あるかもしれない。



……くれぐれも、軽く笑って読み流して下さいね(笑)。





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