2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

演者間の空気

舞台上に観る楽しみと言いますか、喜びの一つに、 演者同士の「掛け合いの妙」とでも呼ぶべきものがあります。 どのようなものかと言いますと、「共同作業の美」で、 感性と技術と表現とを共有している者たちが生み出す、 演者独特の「通じ合っている」空気…

曖昧な真実

前回に引き続き、「言葉」をテーマに。 実は、歌詞について思うところを、ずっと書きたかったのです。 前回は、「演者の言葉の表現」についてでしたが、 今回は、「言葉を綴る」人々の重要性について。……長いです(笑)。 言葉を綴るというのは、とても大変…

言葉の奥底にあるもの

昨晩ふと、なぜこんなにV6とその作品に魅かれるのかしら、 と真剣に考えてしまいました。 それでですね、6人の「完璧な均衡」と「職人気質(笑)」に 魅かれているのは勿論のこと、もしかして、「言葉」を 大切にしている感じがするからではないかしら、と思…

編隊美

またまた間が空いてしまいました。慌ただしくしていて、 何だかまだ水曜日くらいの気持ちですが、もう週末なのですね……。 2011年、始まったばかり、とうっかり安心(?)しているうちに、 気づいたらもう年末になっていそうで怖いです(笑)。 今週一週間、…

「天上」の声

バタバタしていて、少し間が空いてしまいました。 今回は、声についてです。 演技や歌を学んだことのある方は、ご存知と思いますが、 人が聞いていて、心地よい、と感じるような声を出すために、 意識的に音を送り込んで、声を響かせる身体の部分がいくつか…

今回は、韻について。小難しいことは抜きにして、 言葉のリズムの良さや、同じ音の繰り返しのことです。 シェイクスピア芝居などをやっていると、 この韻というものがとても好きになります。 英語という言語は、韻を踏みやすく、 また韻を踏んだ言葉の連なり…

「観る側」の能力

数日ぶりに、この裏ブログを書こうと戻ってきて、 アクセス数がとても増えているのに驚きました。 V6のファンの方々なのでしょうか……。多くの方が このブログを見て下さっているのは、素直に嬉しいです。 ありがとうございます。 だから、という訳ではあり…

「演者」という職業

前回の「完璧な均衡」にコメントを頂きました。 ありがとうございます。 その中に、また素敵な言葉があって、嬉しくなりました。 V6メンバーの森田さんのコメントとのこと。 やはり、作品世界を表現するのが仕事、と考えているのですね。 演者の心構えという…

完璧な均衡

完璧な均衡、The Perfect Balance です。新年早々、何事かと思われるタイトルですが、なんとジャニーズ・V6 のことです。 実は、彼らのことは、ぜひこの裏ブログに書きたかったのです。 ダンスチーム&歌手(?)としての活動を詳しく知ったのは、 最近のこ…