Will

七草がゆの7日を過ぎ、2012年も9日目を迎えました。
連休最終日、皆さんはいかがお過ごしですか?


……それにしても、時が過ぎるのは本当に早いですね。今年もこのまま
瞬く間に終わってしまうのかしらと思うと、少し怖いような気も……。
歳をとってきたせいか(笑)、時がとても貴重に大切に感じるこの頃です。



さて、では早速、相変わらずの話題に……。
ここ数日、V6の2010年のアルバム「Ready?」に収められている
「Will」という曲を、よく聞いています。



……と、そういえば、姉がこの「Ready?」のコンサートに
行くことになったのが、V6を詳しく知るきっかけになったのでした。
なんと、もう2年近く前のことなのですね……。まだ、つい昨日
このグループを知ったような気がしているのですけれど(苦笑)。


振り返ってみると、2011年は奇妙な年で、どこか
「すぽんと抜けてしまった年」といった感があります。長かった、と
思う半面、あまり一年という時間が経った実感がないのですよね。
そのせいもあってか、2012年、気分的にどこか忙しない新年です。
もしかして、そんなふうに感じている人は多いのかしらね……。



話題逸れました。戻しまして、「Will」 です。
勿論2年前から好きな曲で、全体的に好きですが、今聞くと
ポジティブに攻撃的(?)な歌詞が特に魅力的と感じます。
(実は、この作詞家の方の言葉の選び方や使い方が、
個人的にはとても好きなのですよね……。)


何となく、巷に溢れる安易な「絆」や「感動」に食傷気味で、
この曲の率直な意志=Will が心地よく感じるこの頃です。
ご興味のある方は、ぜひ今、さらりと聞いてみて下さいね。



もう一つ「Will」と言えば、シェイクスピア「Will」なのです。
William Shakespeare ですから略称が「Will」
自伝かしら、とも思える一連の「Sonnets 十四行詩」の中に、
未来形の「will」、意志の「Will」、自らの名前の「Will」をかけ
軽妙に書かれた、音遊びのような詩が何篇かあります。


その「Will Shakespeare」ですが、この「Sonnets」が自伝だとすると、
青年と醜女の双方に恋をした中々興味深い人物らしいのですね。
しかも青年方面により優しく、女性一般にはかなり手厳しい、と(笑)。
他の作品を読んでいてもそれがひしひしと伝わってくる、
とても愉快で率直な人物のようです。


今年は、Will Shakespeare に付きまとう堅苦しいイメージを
ぜひ積極的に壊していきたいと思います。
……2012年Playersの、力強い?「Will」でした(笑)。



Players