先を読む

気付けば2月もとっくに半ばを過ぎているのですね……。
いつの間にか花粉も飛び始めた今日この頃。
皆さんはいかがお過ごしですか?



ところで、先日昼食を取りながら、眺めるでもなくTVを眺めていたら、
ふと関心を引く映像が映りました。あら、何だか軽妙で恰好いい感じ、
と注意を払ってよく見ると、なんとV6の新曲の宣伝でした。
……これは、なんというか、嬉しいですね。


ふと「あ、これいいなあ」と思ったものを作っているのが、
以前から「いいもの作るなあ」と思っていた人々だった、
というのは、何となく嬉しい気がします。
「V6の作品」→「いいもの」という順序で認識するより、
「いいもの」→「V6の作品」という順番で認識したほうが嬉しい、と。
理由はよくわかりませんが、とにかく何となく嬉しい訳です(笑)。



と、ざっくりとした感覚の話は置いておきまして、とにもかくにも
V6の痛快な新曲、「バリバリBuddy」。これは、間違いなく
映像付きで聞きたい(見たい?)曲です。早速見て、大笑いしました。


くだらないようだけど、きちんと芯があって、
きちんと芯があるようだけれども、結局はくだらない、という感じ。
気合いをいれて、さらりと浮世を蹴とばしている感じ。
「あ、そうそう、こういうものが見たかったのよね」と、思わず
膝を叩いてしまいました。そう感じた人は案外多いのではないかしら。



いろいろしっかりしていなければ出来ないもので、
いろいろねっとりしていないところが、また素敵。ああ、楽しい。


見たことのない方は、ぜひさらりと見てみて下さいね。
鬱々とした気分には、お酒よりも効果があるかもしれません。
愚かではないバカバカしさというのは、とっても大切ですものね。



……それにしても、本当に、先を読む嗅覚というか、目に見えない
時代の空気を感じ取る肌感覚というかが、驚くほど優れている人々の
集まりですね。いちいち、やられたなあ、と脱帽してしまいます。



たとえメディアが、素人芸でないものには、及び腰でも、
生身の「技」は、これからどんどん見直されていくのだと思います。


で、あくまで個人的な意見ですが、衰退する分野からいち早く足を洗い、
いわゆる「TV」の世界にあまり関わりがなさそうな所が、今後、
かなり上向きに吉と出るような気がしてなりません。


「TV」は全てが良くないと言うのではありませんが、良くないと
思しき部分とのしがらみが、少ないにこしたことは無い、と。



……何だか感覚的でよく分からなくなってきましたが、
色々まとめまして、V6は益々いいな、と(笑)。



そう言えば、この間、うっかりうたた寝をした時にですね、
コンサートが六人芝居で、V6がアリーナの巨大な張り出し舞台で
芝居をしている、という粋で素敵な夢を見ました。(……願望?(笑))
東京グローブ座で、六人で芝居する様を想像して、楽しいだろうなと
思ってはいましたが、そういえば、いっそアリーナくらい
大きな場所でも、平気で芝居が出来そうな人々ですよね。


昨年のコンサートツアーの舞台セットと、
英国ロイヤル・シェイクスピア劇団の新しい劇場の雰囲気が似ている、
と感じたのが頭に残っていたのだと思いますが、想像を膨らませ、
かなりワクワクしてしまいました。……ちなみにですね、
以前書いた「立派な音楽会」で、つい寝てしまった時の話です(笑)。



とにかく、個人的に、今後の活躍がますます楽しみな集団です。
3月には、リーダー坂本さんの舞台があるのでしたっけ。
……行けるかしら。姉に相談(懇願?)しなければ。



ええと、今回、よく分からない内容ですが、結論はですね、
ズバリ「行け行け、V6!」です(笑)。



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