無題

何だかものすごく忙しくしていて、気付けば、二か月もこの裏ブログを
更新していないのですね……。書きたいことは沢山あるのですけれど(苦笑)。


今も、まったく仕事が終わっていませんが(笑)、寝る前に少しだけ。
フィギュアの世界選手権での、浅田選手の演技と得点を見て、
どうしてもフリーの前に、書いておきたいと思ったので……。
何と言いますか、願かけのような気持かしら(笑)


六位と出遅れ、今期の成績がずっとよかっただけに、何となく、
期待外れのような見方があるのも目にしますが、私は、
ショートで出遅れて、今、浅田選手にとっての、本当のチャンスが
きたのだろうな、と思っています。



個人的には、今、採点にあからさまな八百長のような事が起こっているとは
思わないのですが、審査員の印象と好みという点で、浅田選手は、
例えば、キム・ヨナ選手や他の、いわゆる「演技力」のある選手よりも
不利なのではないかしら、と思います。


大きな理由の一つが、どこか、精神的に弱い、という、決して
真実ではないイメージが付き纏ってしまっているからと思うのですが、
実は、その悪いイメージを完全に覆した時、それまで好印象を
抱いていなかった審査員が浅田選手に抱くイメージは、それまで
ずっと好かれていた場合よりも、ずっと強く良いものになるのですよね。
だから、今回のフリーは、オリンピックに向けてとてつもない
チャンスなのだな、と感じています。
そして、浅田選手にも、そうと感じていて欲しいな、と。



もともと、今期のプログラムは、好調といわれてきたショートよりも、
フリーの方に可能性があると、個人的には思ってきましたので、
ショートで出遅れて、尚更、これまでのイメージを一気に払拭できる
チャンスが広がった、と感じてしまうのですよね。


ここまで来ると、もう技術云々ではなく、やはり気持ちの問題なのだと
思いますが、浅田選手は、きっと色々頭で考え込んでしまう
癖があるのでしょうね。そして、それが演技にでてしまうのですね。


ので、フリーでは、「自信を持って」とか「練習を信じて」の内向きな
気持ちではなく、ぜひ攻撃的に挑戦的に、審査員に挑みかかるような、
外に向かう気持ちで演技をしてほしいな、と思います。


まず演技前に、審査員一人一人の顔と目を堂々と見つめるなんてことを
してもよいのなら、それができると、随分気持ちが落ち着くと思うのよね。
それから、観客に見せつけるように、自らの解釈した
美しく力強い、白鳥の湖の世界を演じ切って欲しいです。


ちなみに、考え込むタイプの人は、両手のひらで、額から頭の部分を
包み込み、軽く後ろに押し上げて、眉間の部分を広げるだけで、
実は、固さがある程度取れるはず。同様の方がいたらお試し下さい(笑)。



あと、小さな事なのだけれど、演技中は、「役柄」の動きとして意図的に
するのではない限り、決して視線を下に落してはいけないと思うの。


普段よりも意識して少し上を見て演技をするだけで、早さ・高さ・
安定感が増し、また、演技に広がりも生まれるのだと思います。



ところで、何と言いますか、これは感覚の話なのですけれど(苦笑)、
本当は、「プレッシャーに弱い」人物は浅田選手ではないと思うのですね。
いつからか、ある種、催眠術のように、そう本人も周りも思わされて
きたのだと思います。


今回のフリーでは、そのまとわりつく幻影を自分の力で打ち破り、本来
それぞれがあるべき姿に、それぞれを戻してほしいなあ、と心から思います。
そうすれば、例え浅田選手が、一部審査員のOut of favourであっても、
今回のフリーで、世界最高点が出ると信じて疑いません。


どうも支離滅裂な内容ですが、どうか極東にいる一ファンの願いが、
遠いカナダの地まで届きますように、と祈りつつ……寝ます(笑)



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